2021年12月10日

守谷久保ヶ丘校 胸突き八丁

こんにちは。

いつも当ブログを読んで頂き誠にありがとうございます!(^^)!

守谷久保ヶ丘校 室長の赤根です。

今回は、受験生向け「これからの勉強法」をお伝えします。

ちょうど「胸突き八丁」に差し掛かっている

私立高校 推薦入試まで30日 1月15日からの一般入試まで36日

千葉県立高校 2月24日まで76日

茨城県立高校 3月3日まで83日

今が体力的にも精神的にも辛いところだと思います。登山の世界でよく使われる言葉に「胸突き八丁」というのがあります。頂上まであと少しという一番苦しい行程のことですが、目標達成直前のもっとも困難な局面という意味で使われます。受験生はすでにそこに差し掛かっているか、または間もなくそこに至ります。

 でも、ここを通り過ぎれば、少し楽になりますから、今が踏ん張りどころと考えてください。

志望校を変えるのは最終手段

 確実に合格を手に入れるために志望校のランクを変えるというのは、作戦としては必要な選択です。これからの成績の伸びや志望校の倍率などから、変更する判断が適切という場合もあるのです。

大事なのは、その判断を下すタイミングです。

ランクを上げるなら別ですが、下げる判断については手遅れというケースはほとんどありません。最後の最後(県立なら志願先変更日)で大丈夫です。

今から頑張って間に合うのか

「頑張れば間に合いますか」という質問がよくあります。「えっ、とういうことは今まで頑張ってなかったの?」と、逆に聞きたいところですが、要は今からでも学力は伸ばせますかという質問ですね。

であれば、伸びます。伸ばせます。

みなさんは、あと5年、10年ずっと伸び続けます。ただ、目の前の入試ということに限定すると、短期間に、自分より前を行っている受験生に追いつき、追い越すのはかなり難しいことだと思います。理由は、相手も前に進んでいるからです。では、無理だからとここで立ち止まってしまったら。前に進むのをやめてしまったら。

すると今度は、後ろからやって来た人に追い越されてしまいます。結局のところ、努力を継続してみるしかないということになります。もし仮に、ほんの少しの差で追い越せなかったとしても、高校生活はそこからのスタートになります。高校入試は人生最後のレースではなく、最初のレースです。

奇跡の大逆転を狙うなら

 さて、自分より前を行っている人を土壇場で大逆転し、合格を手にするにはどうしたらいいかです。

 奇跡の大逆転を狙うなら、頑張るとか、気合を入れるといった精神的なものだけでは無理です。精神力の差が勝敗を分けるのは、実力に大差がない時です。ではどうするかですが、

 具体的な計画が必要で、勝てる作戦を立てなければなりません。

作戦の第一歩は、現状分析です。点数の伸びを妨げている原因を突き止めましょう。

 原因がいくつかあったとしたら、そのうちの最大のものを取り除きましょう。小さなものをいくら解決しても大逆転にはつながりません。だから大きいものからです。いま学習している教科の中に、高校に入ってなくなるものはありません。なくならないどころか、さらに高度になります。苦手だからとあきらめている場合ではないのです。

問題を解きながら克服する

 具体的な作戦計画は、問題を解きながら弱点分野や単元を克服する方法が効果的です。教科書を一通り読んでから問題を解くのもいいですが、問題を解いてみて、分からないところは教科書を見て、その上でもう一回解いてみるという方法が時間の節約になります。

 何も見ないで解くことにこだわり過ぎてはいけません。

本番当日にそのような状態になっていればいいのであって、今は途中経過ですから、

むしろ教科書を何度も読み返したほうが理解は深まります。